Haas-ja-v1.0(高速日本語音声認識、6 億パラメータ)

Third Intelligence の日本語音声認識モデル:NVIDIA Parakeet-TDT の構造(FastConformer エンコーダ + TDT デコーダ、デコード時に数フレームを一度にスキップ可能)を採用し、予測ネットワーク内の LSTM を Kimi Linear の Kimi Delta Attention に置き換えた。公式によれば、精度は向上し、速度はほぼ変わらないという。学習には約 46,000 時間の公開コーパス(ReazonSpeech、Common Voice、YODAS)と社内データを使用。10 月 22 日に重みをアップロードしたが、直近の 7 期間では収録されていない。

Third Intelligence の日本語音声認識モデル:NVIDIA Parakeet-TDT の構造(FastConformer エンコーダ + TDT デコーダ、デコード時に数フレームを一度にスキップ可能)を採用し、予測ネットワーク内の LSTM を Kimi Linear の Kimi Delta Attention に置き換えた。公式によれば、精度は向上し、速度はほぼ変わらないという。学習には約 46,000 時間の公開コーパス(ReazonSpeech、Common Voice、YODAS)と社内データを使用。10 月 22 日に重みをアップロードしたが、直近の 7 期間では収録されていない。

上昇スコア 54 · いいね数 55 · ダウンロード数 1532

理由

  • 公式が独自に構築・公開した asr-ja-bench v1.1(5 個の公開データセット、23.38 時間、評価データは学習に含まれていない)で測定した加重 CER strict は 6.12% で、テストされたオープンソースモデルの中で最低値を示し、GPT-Transcribe(6.07%)と同等である。MAI-Transcribe 2、Scribe v2、Gemini 3.1 Pro の方がより高精度である。
  • 速度:公式によれば、単一の H200 で RTFx 3,236 を達成し、Parakeet(3,407)とほぼ同等の速度ながら、CER strict は約 1.1 ポイント低い。Nemotron 3.5 Transcribe や Whisper large-v3 よりも約 15~17 倍高速である。日本リージョンの H200 オンデマンド価格に基づく試算では、1時間の音声文字起こしに約 0.003~0.004 ドルかかる。
  • 実用的な機能が充実:長い音声は静音区間で分割してバッチ処理で文字起こし可能。人名や専門用語にはカスタム語彙リスト(表記に対応する読み方)を追加でき、公式によれば処理時間は約 1.3 倍増加する。NVIDIA Nemotron-3-Diarization と組み合わせることで、話者ラベル付きの文字起こし結果が得られる。

使い方

  • pip install "haas-asr @ git+https://github.com/third-intelligence/Haas-ASR.git" を実行後、model = haas_asr.load_model("third-intelligence/Haas-ja-v1.0")、audio = haas_asr.load_audio("example.wav")、model.transcribe([audio]) と記述する。30 秒を超える録音には haas_asr.transcribe_longform(model, audio, batch_size=64) を使用する。
  • カスタム語彙リスト:haas_asr.Vocabulary({"表記": ["読み(かな)"]}) を定義し、vocabulary パラメータとして transcribe または transcribe_longform に渡す。
  • まず効果を試したい場合は、公式 Space の長尺音声ページ third-intelligence-haas-ja-v1-0.hf.space/longform を利用できる。

リスク

  • 日本語のみ認識可能。Linux + NVIDIA GPU + NeMo 2.7 が必要であり、予測ネットワークは flash-linear-attention の Triton / CUDA カーネルに依存しているため、CPU や macOS では動作しない。
  • オフラインの全文文字起こし用に訓練されているため、低遅延のストリーミングにはさらなる調整が必要である。出力スタイルは制御できず、語尾などの助詞を省略する傾向があり、漢字・かな・数字の表記は訓練データに準拠する。
  • ベンチマークは公式が独自に整理したものである(サンプルメタデータと再構築スクリプトは公開済み)。コストは GPU 最大稼働時の見積もりであり、運用オーバーヘッドは含まれていない。商用 API の速度は OpenRouter で測定されたもので、ネットワーク時間を含まない参考値である。

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